緊急事態宣言が出ている間は色々もがいても仕方がないので、いち早く今年の年末商戦に向けてのプランを練って行こうと思います。
昨年からネットショップも展開しているので今年はそちらでの販売にも力を入れていきます。
プランその一(個人向け)
商品の更なる差別化を目標としています。
狙っているのはやはり天然の脂物。
近年弊社でも本格的に取り扱いを始めた「天然南鮪」。
一時は絶滅危惧種とまで言われた、高級な魚種です。
徹底した資源管理の元、近年は漁獲量が徐々に回復。
脂の乗った南鮪は高値が付く為、市場のせりにかけられる事が多く、市場への入荷量も増加してきました。
もちろん、他の業者さん達もその価値を認め、仕入れの方の競争も熾烈になって来ています。
現在は新物への端境期となり、入荷も少ない為、上脂物を中心に高値が続いています。(漁場の南半球は今が冬。これから入荷数が増えてきます)
基本的に大手回転寿司チェーンに並ぶのは、この南鮪の幼魚を漁獲し餌を与えて太らせた「蓄養」がメインです。
蓄養南鮪と天然南鮪は、明らかに味や食味が異なります。
天然物にこだわる弊社としては、ぜひ天然南鮪を召し上がって頂きたいです。
ただ、その品質が本当に千差万別で仕入れが難しいのが天然南鮪の特徴。
魚屋さんがお寿司やさんに納める場合は基本的に一本単位でお願いするので、双方がその品質と価格に納得すれば取引出来ます。
弊社のように一本を加工してパーツにする業者ですと、この箱は脂が良いから2万円、この箱は少し脂が薄いから1万円というふうに個々に値付けするのは非常に困難です。
(実際、そのように販売される業者さんも有ります。)
いかに良い天然南鮪を、出来るだけ上手く仕入れるか。
さらにそのマグロを加工して、各パーツに分けて良い商品をつくるか。
まさにマグロ屋の腕の見せ所です。
コツコツと天然南鮪の上質なトロを買いだめしているので年末のギフト向けに大放出を予定しています。
ご期待ください!