マグロの皮剥きで汗をかく | ［公式］静岡の冷凍マグロのセレクトショップ　海生水産

1月末、水曜日は毎週恒例の
マグロの原魚加工の日です。
冷凍マグロの原魚加工は、
本当に大変な現場です。
まず圧倒的に寒い！
冷凍マグロの原魚が出てくるだけで
グンと室温が下がります。
なんといってもマイナス50℃ですから。
夏ならまだしも今の冬の時期は、
本当に寒さがこたえます。
寒がりの私はもうブルブル。
冷凍マグロは一度溶けて再凍結すると
品質が落ちてしまいます。
マグロの凍結が緩まない間に、
加工して箱に詰める必要があります。
寒くで元気も出なくなるんです。
作業を続けていると疲れも出ますし。
だから10時とお昼の休憩はとても大事です。
しっかり休憩して、暖かい飲み物を飲んで
体を温めてからまた作業に入ります。
マグロの原魚加工は技術が大切なので、
新人さんはまずは色々と経験して、
少しずつ仕事を覚える必要があります。
きつい仕事でもありますので、
何処もなかなか人が集まらないそうです。
ウチがお願いしている加工場も、
最小限の人数なので大変です。
社長も私も加工につきっきり。
今回はマグロの「皮剥き」を1日やりました。
四ツ割にしたマグロの節の外皮を、
丸い刃の鋸で剥く作業です。
大きいマグロの方が皮も厚く硬いので、
皮を剥くのは本当に重労働です。
この冬の寒い中、一人加工場で汗をかく。
なんとも仕事やってる感満載！
でも下手くそだから汗をかくのです。
慣れている上手な作業員の方なら、
あまり力を掛けずとも上手に皮剥きします。
私もやりながら少しずつ覚えて行きます。
「この角度が一番楽だな」とか
「ここを最初に手がけるとやりやすい」とか。
どんな仕事でも突き詰めていけば、
まだまだ向上の余地あり。
風邪をひかないように着替えて、
午後もがんばりました。
つくづくマグロの加工場の作業は
大変なものだなと思い知らされます。
現場の作業員の方々のご苦労に
少しでも報いるには、とにかく売ること！
がんばって加工して出来た製品。
よし今年もがんばって売るぞ！