1月10日は成人の日です。
近頃では、お正月の三ヶ日に成人式を済ませてしまう自治体が
多いとも聞きます。ここ静岡市でも、確か3日に街に出たら
振袖姿の若人を沢山見かけました。
大学等で親元を離れている学生が帰省している間に、
式を行ってしまおうと云う事なのでしょう。
私のようなおっさんからすると、成人の日というと
どうしてもまだ1月15日という気がして仕方有りません。
マグロや鮮魚の一月の販売はと言いますと、
とにかく年始が最大の販売チャンスです。
次に15日の成人の日がやや盛り上がります。
後は2月の恵方巻までこれといった販売のチャンスがない
というイメージが以前はありました。
月半ばの15日の売り日が前倒しになったことで、
この9~10日の連休の販売に力を入れていることが
スーパー各社のチラシを見ても良く分かります。
「めでたい」で鯛のお刺身や焼鯛、
手巻き寿司用の寿司種セットなどが目立ちます。
もちろん忘れちゃいけないのが「マグロのお刺身」です。
綺麗な赤い色をしたマグロの赤身は、まさにおめでたい色。
特にこの時期は、同じ赤でも「晴れやかな」「綺麗な」赤い色が
好まれますし、見た目も非常に大切な要素の一つです。
弊社のメバチマグロの赤身は、全て私が一本一本吟味して
購入してきたマグロから加工しています。
一般的な冷凍マグロの赤身の加工ですと、
大抵の場合は魚種とサイズとその鮮度毎に分けます。
(魚種・サイズ)メバチマグロ・40kg上
(鮮度)並品
(形態)ブロック、サク製品
といったぐあいです。ちなみにこの場合は、
あくまで漁場や鮮度の良し悪しで分けているだけで
色目などは全く考慮されてはいません。
大手の冷凍マグロ加工業者の冷凍マグロ製品は、
主にスーパーや量販店や回転寿司チェーン向けなので、
価格と数量の確保が最優先となります。
その際、鮮度は価格に直結しますので考慮されますが
「色目」までは考えている余裕が有りません。
製品の出来上がり数量が減ってしまうからです。
もちろんインド洋、太平洋、大西洋といったざっくりとした括りで
色目を分けることは出来ますが、そもそも熱水のマグロは
どの海域でもそんなに色目は変わりません。
バイヤーのほうも、この形態・規格でキロいくらという事が
最優先です。
弊社のメバチマグロの赤身サクの作り方は、そもそもが違います。
「これは良い色が出るな」と思ったマグロだけを仕入、
そのマグロだけを加工してサクを作ります。
数量は多くは作れませんが、お客様にご満足頂けるような商品作りを
常に目指しております。
弊社ネットショップでは、厳選された冷凍マグロ製品を
販売しております。
ぜひ一度覗いてみてくださいませ。