ついに私の住む静岡市も「まん防」の対象県となってしまいました。
直接納めている飲食店も「とりあえず休業します」とのことです。
身内が経営している居酒屋も、昨日から時短営業だそうです。
仕方が有りません。従うしかないですね。
我々納品業者としては、まさに商売上がったりです。
日本全国でオミクロン型の感染が大爆発しているとの事ですが、
重傷者や死者はほとんどいないという事ですから
経済活動を止める必要はないと思うのですが…。
すでに欧米では感染の封じ込めはやらないという方向転換を行っています。
つくづく日本は、変化に直ぐに対応が出来ない国だなと情けなくなります。
それでも、商売を止めたら我々はすぐに生きて行けなくなります。
どんな事があろうとも、やり続けるしか有りません。
我々の食いぶちなど、誰も補償してはくれないのですから。
先日読んだ雑誌に、作家の五木寛之さんの面白い記事が掲載されていました。
五木寛之さんは1932年生まれ、何と今年ちょうど90歳!
作家だけでなく、様々な活動をされていますが
なかでも日刊ゲンダイのコラム連載は創刊以来43年間、
一回も休まずに続けているそうです。
「世界の新聞界で最も長期にわたるコラム」でギネス登録されたのが
すでに20年近く前だそうで、これは本当に凄いことです。
五木さんが根気強く仕事を続けるきっかけになったのは、
ジャズドラマーのジーン・クルーパの言葉だそうです。
来日した際、日本人のジャズマンが彼の楽屋に行きアドバイスを求めました。
すると彼は一言「キープ・オン」(続けなさい)と言ったそうです。
この言葉、凄く良いなと思いモットーにしているのだそうです。
何ともカッコイイお話です。
90歳の五木さんと比べたら、私なんかまだまだヘナチョコです。
もう何度目かの「まん防」で弱気になっていた私を
ちょうど良いタイミングで、五木さんが背中を押して下さった気がしました。
よし、まだまだこれからだ!
キープ・オン!