冷凍マグロを解凍してみました

今日の写真は、冷凍マグロを解凍したところ。
商品はこちらになります。
https://kaiseisuisan.shop-pro.jp/?pid=171630316

バチトロ柵(縮み脂)品番2320(3kg定貫)
商品名の通り「鮮度の良い」
メバチマグロのトロサクです。
元旦に自宅で解凍してみました。
大きめの洗い桶にぬるま湯(42℃位)
を貯めてサクを4つ入れました。
直ぐにくっついてしまうので、
触りながら表面の「粉」を落とします。
これは冷凍マグロを電動のこぎりで
切った時に出る「切り粉」です。
キッチンタイマーで5分計ります。
途中、サクの溶け具合を確認。
お湯の温度は熱湯だと表面が「タタキ」
のようになってしまいますし、
熱すぎて触ることすら出来ません。
マイナス10℃から0℃の間が、
変色が最も進みやすい温度帯です。
ぬるま湯につけるのは、
危険温度帯を素早く通過出来るから。
写真は5分まで経っていない状態。
まだ若干芯が凍っています。
お湯から上げてペーパータオルで
表面の余分な水分を拭き取ります。
バットに並べてそのまま常温で放置。
1〜2時間もすれば完全に芯まで溶けます。
そこまで解凍してから
ラップをして冷蔵庫で寝かせます。
写真のサクの端部が縮れているのが
お分かりいただけますか?
これが死後硬直です。
水揚げ後、船上で〆の処理をして
直ぐに凍結した証です。
死後硬直が「起きる前に」凍結した為、
「解凍後に」死後硬直が起きています。
この状態はまだ旨味が出ていません。
寝かせる時間が必要となります。
冷蔵庫で寝かせることで、
縮みが戻り旨味も出て来ます。
厳密に言うと、個々のマグロは
鮮度が異なりますから、
解凍時間と寝かせる時間も
若干調整が必要になります。
マグロの解凍に長けたプロの方は、
それを解凍している間に見極めます。
どんな鮮度のマグロでも、
お湯に浸けた後に「常温で芯まで解凍する」
この工程が大切だとお客様から教わりました。
実際にやってみて、なるほど。
確かにその通りでした。
(公式インスタグラムに、
この工程を動画で上げてました)

冷凍マグロの通販なら、
「冷凍マグロのセレクトショップ 海生水産」で
ぜひお買い求め下さい!
https://kaiseisuisan.shop-pro.jp

公式インスタグラムはこちらです!
https://www.instagram.com/kaiseisuisan2022/