天然南鮪の魅力

写真は天然南鮪です。
今朝静岡市場に上場されたものです。
「蓄養」と呼ばれる、
「餌を与えて太らせた養殖物」
が出回るようになり、
身近な回転寿司等でも
見かけるようになりました。

蓄養が始まった初期の頃は、
「餌の味がする」と食味が
かなり不評だったようです。
現在は蓄養の技術も進歩しており、
殆ど臭みのない上質なトロが
味わえるようになっています。

天然南鮪は一時は高嶺の花でした。
絶滅危惧種とまで言われたものの、
資源保護の徹底により漁獲量が
徐々に増えています。
蓄養南鮪と天然南鮪。
現在ではそのどちらも
味わう事が出来るようになりました。

ここからは個人的な感想です。
味は絶対に天然物のほうが上です。
やはり小さいよりものよりも、
有る程度大きいサイズの方が
脂の深さと味は上だと思います。

そんな私も数年前までは、
南鮪なんて全く食べた事が
ありませんでした。
高級なお寿司屋さんは縁遠いですし、
蓄養物は元からあまり好みではないので。
(昔から養殖のブリがどうも苦手です…)

セリ場で仕入れを行い、出会ったのが
今日の写真のような天然南鮪です。
メバチマグロ同様に、
様々な品質の南鮪が存在します。
文字通りピンキリです。
毎日鮪を見ていくうちに
「いつかこの天然南鮪を製品化したい」
そう思うようになりました。

先週まとめて10本加工しました。
半年位掛けて仕入れたものです。
端部を少しお刺身でいただいたのですが、
本当に美味しいんです。
トロはとろけるように甘く、
赤身は歯応えが有って味が濃厚。
焼津の皆さんは「甘みが有るトロ」と
よく表現されています。
私もその通りだと思います。

昨日もこの天然鮪の商品を、
お得意先へ販売させて頂きました。
品質に対する評価という面で、
非常に難しいマグロである事は
ここ数年のお取引やお客様からのお声で
重々身に染みております。
様々なクレームも頂戴しながら、
日々良い天然南鮪を仕入れるように
心がけております。
ゴールデンウィーク前までは、
人気も高くて無理そうですが…。

そんな魅力ある「天然南鮪」を
大トロ・中トロ・赤身と部位別に分けて
販売しています。
1kg2kgに小分けした商品もございます。
ぜひ一度召し上がって頂きたい。
「天然南鮪」の魅力をぜひお伝えしたい。
これからもがんばります!

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