“Two Trains”

(今回はマグロと全く関係ありません)
自宅から会社の通勤は、出来るだけ写真の
静岡鉄道さんという私鉄を使うようにしています。
静岡市の中心部と清水区を結ぶ市民の足です。
自宅も会社も駅から比較的近いので、
健康の為に1〜2駅手前で降りて
歩いたりもしています。

道中は大抵イヤホンでスマホの音楽を聴いてます。
先日聴いていたのは”Dixie Chicken”というアルバム。
”little Feat”という米国のロックバンドのアルバムです。
1973年に発売された、彼らの代表作。
良い曲が沢山入っています。
(余談ですが、日本のロックバンド「はっぴいえんど」の
メンバーが三枚目のアルバムを米国録音する際、
訪れたスタジオで偶然このアルバムの録音風景を目撃。
あまりの録音手法の違いとその演奏の迫力に、
メンバー達は強く衝撃を受けたそうです。
実際、その後ギターの鈴木茂は1stソロアルバムの
バッキングに彼らを起用しました。)

アルバム一曲目は、彼らの代表作で
カバーされることも多い表題曲”Dixie Chicken”。
二曲目は”Two Trains”。
ファンキーかつクールなリズムがグングン転がり、
曲中はスライドギターが文字通り飛び回る。
歌というよりもフレーズの積み重ねのような曲。
私の大好きな一曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=b1pQ7UhgH3A

あの「はっぴいえんど」の面々が目撃したのは、
この曲の録音現場だったそうです。
まず先にリズムを組み立ててから、
徐々に歌やコーラス、スライドギターや
キーボード等装飾部分を載せ曲仕上げていく。
そのアレンジ力と演奏力に衝撃を受けたとのこと。
私も本当にその場に居たかった!
その後の彼らの活躍には、この時の体験が生きている
そんな気がします。

さて、静鉄の電車は朝夕のラッシュ時には
確か5〜6分おきにどんどん電車が来るので、
上りと下りの列車が駅のホームに同時に
入って来ることはたまにあります。

ただこの日はちょっと違いました。
私のお気に入りの曲”Two Trains/ Little Feat”を
聴きながら電車を待っていると、
ほぼ同時に2台の電車がホームに入って来ました。
「おっ、まさにTwo Trainsじゃん!」
今度は降りる時です。
写真のように、またまた2台がほぼ同時に
ホームに到着したのです!
偶然が二度あるとは!一人嬉しくなりました。
以上、終わり。
(曲の歌詞の内容は友人と同じ女性に恋した、
三角関係の事のようです…)

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