会社で購読している業界紙の紙面に
こんなコラムがありました。
「自己評価と他者からの評価が一致するとは限らない」
食品の業界紙だけに「スーパーのM&A」の
事例についての内容でした。
売り手が思っているほど、
買い手側はその事業を評価していない。
そのような認識の「差」があるので、
なかなか物事が前に進まない。
そういう事例を指しているようです。

我々サラリーマンの世界でも、
また夫婦の間でも、
そのような認識の差（ギャップ）が
結構多くあるのではないでしょうか？

「自分はこんなに頑張っているのに
評価してもらえない」
ついついそう愚痴ってしまいがちです。
評価する方をいくら批判したところで、
何も変わりません。
また、評価されない事がストレスとなり、
更に関係が悪化する事が懸念されます。

商売でも同じだと思います。
いくらこちらが「良い品物ですよ」と
言ったところで、評価されるのは
あくまで買い手側のお客様です。
特にご商売でマグロを扱われている方にとっては、
「価格」も大切な要素です。
いくら物が良くても、
商売で使える価格でなければ
やはり売れないのです。

とかく売り手側が良かれと思って
細かく気を付けていた部分が、
実は買い手側にはそれほど大した問題でない。
得てしてそういう場面が多いように、
これまでの経験からも感じます。

少しでもコストを下げる為に
様々な工夫をする。
時には「細かく分ける」のではなく
あえて「全部込み」にしてみる。
足してもダメなら、引いてみる。
そんな柔軟さが商売にも求められている。

まだまだ未熟者です。
すみません、がんばります。
また新商品作ります！

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