夏至

6月21日は夏至。
一年で一番日が長く、夜が短くなる頃。
気温が上がり、暑さ日に日に増しますが
日照時間は冬に向かって少しずつ
短くなっていきます。

このブログを書いているのは朝の5時前。
確かにもう外は明るいです。
真冬の頃は、まだ真っ暗でしたものね。
夕方も明るいですし、
今頃が一番日が長いというのは
とても実感があります。
まだ梅雨ですが、いよいよ夏に向かっている。
そういう時期なんですね。

さて「産地直送」という仕組みがあります。
代表的なもので思い浮かぶのは、
やはり農産物でしょうか。
「お茶の生産農家から直送」
「桃の生産者から直送」
という感じですね。
鮮度が良くて、品質も吟味したものを
送ってくれる、そんなメリットがあります。

では冷凍マグロではどうでしょうか?
「漁師さん直送」
確か漁協がスーパーとタッグを組んで、
直接出荷というニュースは見た事があります。
なかなか漁師さんが個人で、一般の方に
発送するというのは難しそうです。
特にマグロという100kg以上も有る魚は、
とても個人では一度に食べきれません!

そこでやはり中間業者が必要になって来ます。
大きく分けて以下の二つの商流があります。
(市場流通)
漁師→漁協→市場の荷受業者→セリor相対で仲買人へ→
スーパー、鮮魚店、飲食店等へ販売→消費者へ
(市場外流通)
漁船(漁師)→産地問屋(一船買、入札)→
スーパー、鮮魚店、飲食店へ直接販売→消費者へ

弊社は(市場流通)の中間業者です。
毎朝市場で仕入れたマグロを、主に市場筋や
問屋さん向けに加工して販売しています。
これまでも遠方の飲食店さん向けには、
クール便で発送をしてきました。
現在ではネットショップで一般のお客様にも、
販売しています。

ただ基本的に社長と私二人の体制の為、
市内や近場の配送には対応が出来ません。
よって近隣のお客様は、お付き合いのある業者さんに
間に入ってもらい、日々のデリバリー対応を
お願いしています。
直接取引をする事=全て上手くいく
のではない事を実感した事が何度もございます。

一例ですが、最初は
自分の親戚が経営する居酒屋さんに、
私が配達していました。
他の仕事も忙しくなり、時間配分が上手く行きません。
こちらは朝早く、お店は夕方からしか空きません。
また飲食店さんが必要なのは、
「マグロだけ」ではないんですね。
他の鮮魚や冷凍水産物、刺身のつまから大葉やネギまで。
結局お付き合いのある仲買さんと、問屋さんを
ご紹介してそちらから仕入れてもらうことに。
こうすることで、仕入れの幅がグンと広がりました。
また配送も自社車両と配送員が居るので、
他のお客様と連動しながら、適時配達してくれます。
弊社はそれらの業者さんに「原料」としての
マグロ製品を販売出来る。
お客様も問屋さんも、弊社も皆が喜ぶ。
そういうお取引が今も続いています。

遠隔地のお客様については、これからも
直接販売することで出来るだけ中間マージンを省き、
またお客様の声を直接生かしていきたい。

ただ近場については配送の問題がある為、
問屋さんや仲買さん経由でお取引をお願いしたい。
そのように考えています。

ありがたいことに現在多くのお問い合わせを
いただいております。
出来るだけお客様のご要望に沿うように
これからも努力してまいります。

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