生本鮪(蓄養)

今日の写真は生の本鮪です。

https://www.kyokuyomarine-farm.co.jp

大手水産会社の(株)極洋さんが運営する、
高知県大月町で養殖された本鮪です。

https://www.jfa.maff.go.jp/j/tuna/maguro_gyogyou/pdf/20160330_1.pdf
ちょっと古いデータですが、
水産庁が作成した上記資料
「くろまぐろ養殖場および養殖事業者一覧」
によると日本全国でなんと160箇所!
知りませんでした。こんなにあるとは!
この資料は平成27年に作成されたので、
ここから増えているのか減っているのか…。
とにかく日本近海には160もの
本鮪の養殖場があり流通している。
この30年の間に増えたのは確かです。
①マグロの王様「本鮪」
②生マグロ
③トロ(蓄養)
④入荷・価格の安定性
どれをとっても良い面ばかり。
セールスポイント満載です。
よって近年のスーパー量販店の年末年始の
主力アイテムとして定着しています。
まずはこれを主力に置いて、
次に冷凍マグロの各魚種を品揃えする。
販売数量を確保したい量販店としては、
願ったり叶ったりのアイテムな訳です。
ただ、ないものねだりと言いますか
手に入りやすいが故に「国産の蓄養生本鮪」は
その「希少性」が薄れてしまいました。
希少→値上がりという価格面での上昇が
全く見られないのが現状です。
近海の天然物よりもよっぽど脂があるのに
あまり値段が伸びない。
年末年始のような需要期にしか
見向きもされない。
なんとも皮肉なものです。
燃料や資材、餌代も値上がりしています。
日本近海で行われている「蓄養」本鮪も、
曲がり角を迎えているのかもしれません。

冷凍マグロの通販なら、
「冷凍マグロのセレクトショップ 海生水産」で
ぜひお買い求め下さい!
https://kaiseisuisan.shop-pro.jp

公式インスタグラムはこちらです!
https://www.instagram.com/kaiseisuisan2022/