今日の写真は5月24日に
静岡市場に入荷した
鳥取県境港の生天然本鮪です。
手前の物は140kgと巨大。
さすが本鮪です。
でっぷりと脂が乗っています!
通常マグロは物凄いスピードで
泳ぎ続けています。
ですからなかなか旋網漁では
本鮪を漁獲することは難しい。
唯一今の時期のみ、日本海側に
産卵のためにやってきた本鮪は
その動きを止めるそうです。
産卵の為にやって来た本鮪を
旋網船が漁獲したものになります。
一本一本釣り上げる延縄漁と異なり、
旋網漁はまとめて漁獲する為
魚同士が擦れ合ったりと
品質が落ちやすい面もあります。
日本近海は世界でも有数の
本鮪の漁場で尚且つ産卵場所。
古くは江戸時代からの
歴史を持つ近海のマグロ漁。
日本人にとってマグロは
とても身近な魚なんですね。
さてこれからの時期、
スーパーや量販店の鮮魚売り場には
このような近海の生マグロが
マグロ売り場のメインとなります。
大変寂しいですが私の取り扱う
冷凍マグロはやや置いてかれ気味に。
でもそれはそれで仕方のないことです。
毎年のことですし、冷凍には冷凍の
良さが絶対にあります。
この時期ならではの「旬」の味覚。
それが近海の生マグロ。
お店で見かけたら、
ぜひ一度ご購入をお勧めします。
そう生マグロをいっぱい食べて、
どんどん消費してもらわなきゃ!
次は冷凍マグロの出番になりますからね。
お店の方は、出来るだけ生マグロは
利益を取ろうとせずに
安価な価格設定を宜しくお願いします。
最初はお高くても
徐々に必ず安くなりますから。
そう旬のものは安くて美味い!
これが普通のことなんです。
もっとマグロを食べよう!
ウチも今晩はマグロのお刺身だ!
生マグロ、売ってるかな?
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