生本鮪が大量入荷!

今週はいよいよ近海の生本鮪が
市場に大量に入荷しています。
(豊洲市場の入荷状況)
本鮪 旋網 鳥取(境港)
6/10(金) 5本(残2)
6/13(月)225本(残116)
6/14(火)125本(残76)
6/16(木) 48本(残30)
6/17(金)なし(宮城74本、残47)
6/18(土)なし(宮城79本、残55)
6/20(月)131本(残80)
6/21(火)131本(残79)
6/23(木)213本(残155)
6/24(金)105本(残75)

値段については、
安値キロ2,500円から始まり
翌週は安値キロ1,800円~1,500円まで
下がってきました。

元来この梅雨の時期は、
さしたるイベントや祝日も無く
消費の盛り上がらないのが常です。
そんな時期に、この生本鮪の大量入荷です。
値段が出ないのも当たり前です。
おまけに今度は南半球のニュージーランド産
天然南鮪が大量に入荷し始めました。

産卵の為に日本海側に来た本鮪は、
動きが止まる為、旋網で漁獲する事が
割と簡単に出来るそうです。
通常なら、素早く泳ぐマグロを
旋網では漁獲出来ません。
数隻の船で網を掛けて捲いて行くこの
旋網漁法には、様々な問題があります。
根こそぎ魚を取ってしまうので、
資源保護の面で問題の多い漁法なのです。
特にこの産卵時期の本鮪の旋網漁は
大きな問題があります。

この時期に冷凍マグロが売れなくなるのは、
生マグロ優先で販売流通していく為
よく理解出来ます。
何の資源保護も考えずに、ただ
「網によく掛かるから釣る」
これでは、未来の宝をみすみす無駄に
しているように思えてなりません。
本鮪の資源管理は太平洋・大西洋共に
世界的によく議論されているにもかかわらず、
この産卵魚の漁獲は何故規制しないのか?
甚だ以て疑問です。

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