閉店ラッシュ

行きたいお店の営業時間を調べる為、ネット検索していると「〇〇、何月何日に閉店」という記事を発見。恥ずかしながら私は初めて知ったのですが、「しずおか通信」さんというサイトの記事でした。
新潟に本社のある会社が運営されており、様々な地方の地域情報に特化しているようです。
「しずおか通信」さんでは、静岡市内の様々なお店の開店・閉店情報がブログ形式でまとめられています。
一年半近く続くコロナ禍で、開店するお店は少なく閉店情報の方が圧倒的に多いのです。
静岡市民なら誰しも馴染み深いお店まで閉店されているので、本当にびっくりしました。
以下、閉店情報を引用させて頂きます。
8月31日 クーポール会館(紺屋町)
7月14日 ドトールコーヒーショップ呉服町店
7月中  トンボヤ(紺屋町地下街)
5月9日 ザ・スーツ・カンパニー(七間町)
3月10日 カフェテラス蒼苑(紺屋町地下街)
今年一月の丸井の閉店もショックでしたが、
その後も様々なお店が、閉店されているのですね。
かくいう私も、ここのところ静岡市の「おまち」と呼ばれる中心エリアにから足が遠のいていました。
何十年も歴史あるお店が、いくつも閉店されているというこの事実。
コロナ禍での営業自粛等が、もう一年半以上続いていますからその影響があることは確かではないでしょうか。

ことマグロの消費についてみても、あくまで私の個人的な推測ですが、今セリで頑張ってマグロを買われている方の多くは鮮魚店やお持ち帰り寿司店等の関連の仕入が多いのではないかと思います。
逆に寿司店や小料理屋さん等、高めの外食は仕入れしたくても出来ない、そもそも営業することすら難しい環境にあるように思います。
そんな中、私自身もその価値を見出して頑張って仕入れてきた「天然南鮪」や「天然本鮪」の人気がさらにヒートアップしてきました。
このお盆期間を通じて本当にセリ値がキロ300円〜500円位高くなりました。
静岡県は基本的にメバチマグロが中心に流通している地域ですが、この数年に渡る市場への入荷増により、特に天然南鮪の人気が急上昇かつ定着している感があります。

写真は全国的にも有名な焼津の船元「福一」さんが経営されている回転寿司「福一丸」さんの目玉商品「南鮪握り盛り合わせ」です。
以前から一度食べてみたいと思っていましたが、ようやく叶いました。
ちなみに場所は東静岡の大型商業施設「マークイズ静岡」の三階です。
南鮪の大トロ 2カン
南鮪の中トロ 2カン
南鮪の上赤身 2カン
南鮪のトロ巻き 一本分
南鮪のネギトロ軍艦 2個
これだけ入って、996円(税込1,096円)はかなりのお得感有り。
ネタも大手回転寿司チェーンのものと違い、薄くないです。
テイクアウトメニューを見ると、同じ内容で税込1,380円とあります。
これくらいの価値は、十分にあると思います。
店舗での飲食限定、特別ご奉仕商品のようです。
さすが船元、素晴らしい商品でした。
平日のお昼の開店直後に伺ったのですが、もう既に何組か
お客様がいらっしゃったのにはびっくりしました。
その後もどんどんお客様が来店され、静岡の街中での閉店ラッシュとの落差に、色々と考えさせられるランチタイムでした。