「静岡シネ・ギャラリー」は静岡市唯一のミニシアターです。
50席と55席の2スクリーンを有します。
2003年に開館、年間130から140本の作品を上映しています。
隣接する宝泰寺の信徒会館である
「サールナートホール」の3階にあります。
静岡市内には、七間町に映画館が集結していたエリアが
有りました。私もよく七間町へ映画を見に行っていましたが
時代は徐々にシネコンへ変化していきました。
現在の静岡市は、ショッピングセンターにシネコンが出来て
七間町は映画の街ではもうなくなりました。
そんな時代の変化の中で、今も変わらず
小粒ながら魅力あるラインナップで
上映を続けて来られています。
私は会員にこそなってはいませんが、
年に数回は必ず見たい映画がかかります。
そういう貴重なミニシアターです。
私の好きな「音楽系のドキュメンタリー映画」も
上映してくれるので、とても嬉しいです。
配信やサブスクでいくらでも好きな映画が
見られるという、とても便利な時代になりました。
少しのお金と好奇心さえあれば
世界中の映画がスマホやタブレット、
または自宅PCやプロジェクターの大きな画面で
簡単に鑑賞出来ます。
それにひきかえ映画館は、
コロナ禍で大きな影響を受けました。
未だに客数を満席には出来ないようです。
そんな中、わざわざ映画館に足を運ぶには
それなりの理由が必要です。
やはり内容コンテンツの充実しかありません。
今回は香港の映画監督ウォン・カーウァイの
5作品が4kレストアされて日替わりでの上映です。
台風が近づくあいにくのお天気でしたが、
客席も半分以上は埋まっていました。
私達と同世代の方や、もっとお若い方も
ちらほらいらっしゃいます。
返還前の香港がふんだんに出てくる映画を、
今の若い子はどう観たのでしょうか?
感想を直接聞いてみたい気もします。
どの映画もほぼリアルタイムで鑑賞したものばかり。
最初は映画館で、次はレンタルビデオで。
東京での単館ロードショーで、連日満員だったと
いう報道をよく目にしたものです。
今では考えられませんが、その当時は
高速バスで3時間以上掛けて東京へ行き、
お目当ての映画を観てくる事を
何度か実行しました。
それくらい、情報に飢えていたんですね。
そんな映画達と30年近く経ってからの再会です。
びっくりする位に殆ど内容を覚えていないのと、
当時と受ける印象が全く違いました。
良い意味でです。
それくらい、自分自身が変化したのですね。
懐かしい青春時代、そんな気がしました。
今は無き、自由で猥雑で生命力に溢れた香港。
なんとも切ない気持ちです。
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