写真は先日食べた「本鮪の照り焼き」です。
冷凍のマグロ自体は、
お正月前にウチの社長から
お裾分けして頂いたものです。
アイルランド産天然本鮪の尾頭を
ずっと冷凍庫に保管しておいたら、
色が悪くなってしまいました。
「加熱して食べたら?」と、
2コロ頂いたので正月明けに
チャレンジしてみました。
マグロの原魚加工を続けていると、
どうしても「半端」な部位が出て来ます。
弊社の原魚加工では頭肉からカマ、腹骨の部分や
中落ち(中骨周りの身が付いた部分)まで
ありとあらゆる部位を製品化して、
それぞれ専門の業者さんに販売しています。
(ネット販売する程の数量は出ないので、
都度専門の業者さんに販売しています。)
最低単位として10kg位は無いと、
半端なキロ数では販売しづらいので、
半端な物は「仕掛品」として別に在庫しています。
加工の度にそれを出して来て、
継ぎ足しながら都度製品にしている訳です。
天然本鮪はそもそも加工する数量が少ない為、
半端物はこうやって自分達で
美味しく頂く事もございます。
(もちろん、お金は払いますよ!)
醤油とみりんにつけて置いて、
生姜を刻んで一緒に入れておきます。
にんにくもスライスして少々入れます。
しばらく漬けたら、フライパンで焼きます。
元の漬け汁もフライパンに入れてしまいます。
適当に火が入ったところでお皿へ。
大根おろしと刻みネギをパラパラと。
これで出来上がりです。
加熱しても元の魚が美味しくないと
やっぱりダメですね。
蓄養物だと臭みが出そうですが、
そこはさすが天然物、旨味があります。
ここまでやると、ようやくお正月用に
準備した食材を使い切った感があります。
学校も始まり、子供達が元気に通学する姿を見て
いよいよ新しい年のスタートを実感します。
今年は穏やかで良いお正月でした。
皆様にとってもそうであって欲しいです。
寒さが本格的になるこの時期。
風邪など引かぬ様ご自愛下さいませ。
今日は日曜、市場はお休みです。
しばし休息の1日とします。
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