昨年秋、静岡県内各地で
大雨による被害が発生しました。
その記憶がまだ新しい中、入梅。
今年の梅雨は、既に何度か台風が接近。
梅雨前線が台風により活性化されて、
線状降水帯が発生。
ヒヤッとする場面が何度か有りました。
先週末から続く長雨も、
ようやくひと休み。
つかの間の晴れ間が広がる、
そんな火曜日となりました。
さて市場のマグロの入荷ですが、
相変わらず「近海の生まぐろ」の入荷が
続いています。
一例としてこの時期の風物詩にもなっている、
境港の旋網の生本鮪の入荷状況です。
東京(豊洲市場)の相場の推移
(日) (本数) (残) (高値~中値~安値)
5/29 8本 8本
5/30 55本 21本 5,000~3,135~2,800
6/1 53本 44本 4,000~3,400~3,000
6/2 33本 28本 5,000~3,800~3,000
6/3 54本 35本 3,000~2,594~2,500
6/5 128本 112本 2,500~2,200~2,000
6/6 20本 10本 4,000~2,370~2,000
6/8 62本 38本 3,000~2,463~2,200
6/9 98本 58本 3,300~2,216~2,000
6/10 87本 79本 3,000~2,413~2,000
6/12 88本 68本 2,500~1,920~1,700
6/13 80本 65本 2,500~1,966~1,600
入荷のピークは6/5の128本。
最高値はキロ5,000円。先週辺りからは
段々と値段が出なくなっています。
高値はキロ2,500円、安値は2,000円を
大きく下回りました。
これは明らかに魚の質が落ちている証拠。
品質の良い数本だけがセリ落とされて、
残りのマグロは相対取引で
どれくらいの価格で安値をおさえるか。
どうやって在庫を売り捌くか。
現在ではそういう展開になっているのではと
推測します。
多分関東圏のスーパーや量販店、
鮮魚店等、販売力の有るところには
これらの生本鮪が売り場に
並んでいるはずです。
願わくば特売品で、どんどんお安く
消費者に還元して欲しいものです。
安値でも、我々のメイン商材の
冷凍メバチマグロの相場よりも
お高いのが生マグロです。
裏話としてお聞きください。
基本的に店舗側は、生マグロは
「生」という事を売りにして販売します。
廃棄ロス等の可能性も考慮して、
たとえ冷凍物より安く生マグロを仕入れても、
必ず冷凍物より高く値付けをします。
そう、冷凍マグロはお買い得なんですよ!
品質が安定していますし、
必要な分だけ解凍して
使うことが出来ます。
生マグロの品質が落ちた事により、
また冷凍マグロの需要が戻ってくる。
今後、例年通りの展開になる。
いや、そうあって欲しいなあという思いです。
まるで夏のような梅雨の一休みの日に、
そう願った次第です。
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