冷凍マグロの魅力を引き出す

写真は弊社が仕入れている、
冷凍メバチマグロの脂物です。
日本船が大西洋で漁獲したもので、
外側の皮身にじんわりと脂がのっています。
赤身のマグロは文字通り真っ赤ですが、
白っぽく見える部分がありますよね?
この部分が「トロ」になります。

「蓄養」と呼ばれる養殖物は、
餌をたらふく食べているので
全身に脂が回ります。
つまり全身が「トロ」になります。
このマグロは天然物ですから、
自然に外側に脂を蓄えているという訳です。
「トロ」と「赤身」が同居している。
これが本当は一番普通の姿です。
大西洋には、良い餌場があるようで
このように太ったマグロがゴロゴロ。
脂の絡んだロットは水揚げ時に選別されて
市場のセリに上場されます。
毎朝尾っぽを切って見本を並べて、
オークションが行われているのです。

正直言いますと、このマグロは
最上級のものではありません。
①脂のノリ→まあまあ
②鮮度→まあまあ
③色目→まあまあ
どれも「悪くは無いけど、極上ではない」
そういうレベルです。

でもじゃあ、極上品だけがマグロなのか?
天然物ですから、色んな品質のマグロが居て
当たり前です。
仲卸業者さんのように、マグロを一本単位で
仕入れて販売される方には①②③全ての要素が
良いマグロが好まれます。
その方が、丸魚として販売し易く
クレームも少ないからでしょう。

弊社はパーツに分けて販売する事が基本です。
そのマグロが持つ魅力を最大限に引き出す。
それを常に心がけています。
このマグロでしたら、皮身は充分トロでいけます。
天パ(赤身)の部分を加工時に鮮度で選別します。
「完全縮み」だけが良いマグロではありません。
このマグロの赤身なら、身質も良いので
「半縮み」というグレードで販売しています。
「並品以上、縮み以下」という感じです。
割安な価格で販売が出来、品質も良い。
弊社の隠れたヒット商品です
手間をかければ、天然物のマグロは
どんどん輝きを増して来ます。
これぞ加工の醍醐味です!

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