だからマグロは難しい | ［公式］静岡の冷凍マグロのセレクトショップ　海生水産

マグロは目で食べるものとよく言われます。
冷凍マグロは冷凍状態で販売しますので、
お届けしてから「色が悪い」と言う苦情を
頂戴することがあります。
冷凍マグロは一本一本品質が異なりますから、
「完全に品質を均一に」というのは難しい。
ただ商品として販売する以上は、
あまりに商品の出来にバラツキがあるのは
やはり問題です。
特にご商売でお使いになるお客様にとって、
「前回のは良かった」
「今回のは良くない」
という状態は非常に問題が有ります。
何度もご購入くださったお客様程、
そのようなお声を頂く可能性大です。
それでも「今回のはあまり良くなかった」
とわざわざ言ってくださるお客様は
ありがたいと今更ながらそう強く思います。
「もう次は買わない」という選択も
あるわけですから。
わざわざ言ってくださるというのは、
こちらに期待されている証だとも思います。
詳しくお話をうかがうことで、
より商品についての知識が
こちらも深まります。
先方の保管状態だけは確認の必要があります。
家庭用の冷凍庫はマイナス１８℃位。
この温度では一週間から10日で
変色が始まるからです。
それくらいの期間で使い切る。
そんなお願いもまた必要です。
「元からマグロの色が悪い」のか、
「マグロの色を悪くしてしまっている」のか。
実際に解凍してみなければ、
本当の色目は分かりません。
お客様からのお声は真摯にお受けします。
その上で然るべき対応をし、
次回からの商品づくりにこの経験を活かす。
だからマグロは難しい。
売れれば売れるほど、難しさも増えていく。
でも難しいからこそ、やりがいがあります。