冷凍マグロ加工の今後

今回は非常に頭の痛い問題です。
冷凍マグロは原体そのままでは、
販売先が限定されてしまいます。
大きいものでは100kg以上もありますし、
骨も皮も付いているからです。
マグロのサクは大体200から250g位。
そこまで切り刻んで小さくしていく作業を
「冷凍マグロの加工」と呼んでいます。
現在、様々な職場で人手不足が
問題となっています。
我々の業界も全く同じです。
特に熟練の技術者が引退し、
若手がなかなか育たない。
今の現場を支えているのは、
その大半は外国人労働者です。
以前はブラジル人がほとんどでしたが、
現在では別の国の方も多いです。
皆さん陽気で仕事もやり易いですが、
やはりコミュニケーションの問題も
正直言ってあるとも思います。
真面目な人が大半ですが、
ごくたまにトラブルメーカーも。
それは日本人でも同じことです。
これが現状です。
また外国製品の問題もあります。
主に中国や韓国ですが、
現地に大型の冷凍庫と加工場を作り
製品の状態で日本に輸出しています。
その数量は年々増え続けており、
これまた日本国内の仕事を
奪ってしまう結果に。
円安が続く中、国内生産に
戻っていく傾向にもかかわらず
こと冷凍マグロ加工においては
海外生産が幅を利かせている。
私はまだまだ未熟者ですが、
ウチの社長始め熟練の経験者の技術を
出来るだけ身に付けて置きたい。
そんな思いで冷凍マグロの加工を
続けています。

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