「生」のマグロについて

今回は「生」のマグロについてお話ししたいと思います。

写真は、社長が毎朝セリに参加している清水の魚市場の今朝のものです。
「生カツオ」が大量に入荷!との事です。
ああ、これでまた冷凍マグロの注文が減る〜生のカツオ、これも今シーズンです。

弊社は冷凍マグロ専門ですので、生マグロについては門外漢なのはお許し下さい。
ただ冷凍も生も元は同じマグロですので、いち業者として今まで勉強してきた事をお伝え出来ればと思います。

我々冷凍マグロ屋にとっては、嫌な季節「魔の六月」が遂にやって来ました。(ちなみにそんな言葉は存在しません。私が勝手にそう思っているだけです!)
5月後半から6月にかけては、日本近海にドッと本鮪が押し寄せる「生」マグロの旬なのです!

当然、冷凍物は販売が止まります。
それでなくても、緊急事態宣言が続く中売れ行きが鈍いのに…。
非常に辛い季節なのです。

ただ、消費する方としては美味しい旬のマグロがお安く食べる事ができる良い季節なんです。
スーパーや、鮮魚店さんの店頭で「生」マグロが並んでいましたら、是非手にとって見て下さい。
「産地」もチェックしてみて下さい。
店員さんがいらしたら、これはどこで釣れたのか聞いてみて下さい。
喜んで教えてくれると思います。
なぜなら、それは「儲かる商品」だからです。
旬の物は安くて美味い。
これは鉄則です。

ただ日本近海の「生」マグロにも様々な種類が有ります。
これだけはやめて欲しい!とマグロ屋の端くれとして主張したいものが有ります。
それは「巻網」で本鮪を一網打尽にする事です。

それについては、次回詳しくお話ししたいと思います。

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