日々の蓄積

今日の写真は、清水港に昇る朝日です。
手前に見えるのが三保半島。
三保の松原が有名ですね。
遠くに見えるのは伊豆半島。
駿河湾後しに見えています。
さて弊社の業務内容について考えます。
弊社は冷凍マグロ卸売です。
普通の企業は分業制を取っています。
経営者が経営判断をし方針を決定。
原料を仕入れる部署。
製品を製造する部署。
製品を販売する部署。
経理・総務を司る部署。
多くの人が分業して、
各部署で仕事をしているわけです。
さて弊社ではこれらを全て
社長と私(+アルバイト二名)で
運営しています。
大変じゃないかって?
まあそりゃ大変ですよ!
全てをこなさなきゃいけませんから。
でも15年も続けていると、
自然と形も出来てきます。
本当にありがたかったのは、
こんな私達に協力を惜しまない
そんな方々が徐々に増えて来た事です。
やはり一番大事なのは
「良いマグロを仕入れ続ける」事。
全ての基本は「良いマグロ」なんです。
普通私達のような加工業者は、
「相対取引」である程度のロットを
まとめて仕入れます。
その方が仕入れが安定するからです。
ウチのようにセリ場で加工用のマグロを
仕入れるのは、とにかく不安定。
数量がまとまらないし、
品質もまちまちになりがちです。
ウチは大企業ではありませんから、
大きな商いはハナから目指していません。
ある程度数量限定で、
良いマグロをお客様に提供する。
一回の数量は数ケースでも、
繰り返していけば結構な数量になります。
そして自分が仕入れたマグロだからこそ、
愛着も湧くし内容も心得ています。
尻尾にちょいキズが有ったって、
加工すれば中の方は大丈夫。
そういう経験値も豊富になりました。
仕入れ相場の上げ下げの波も
何度も経験してきました。
「原魚」と「製品」の二つの在庫を
ある程度保ちながら回転させていく。
コロナ禍を経て、その規模とバランスが
ちょうど上手くコントロール出来ています。
日々の細かい仕入れに協力して下さる方々。
毎日良いマグロをセリ落としてくれる中卸さん。
市場のセリの担当者達は、ウチの好みと
目利きをちゃんと理解してくれています。
セリの後にトラックまで運んでくれる方。
トラックで冷蔵庫まで運んでくれる方。
文句一つ言わず、細かく仕分けしてくれる
冷蔵庫の現場の作業員の皆さん。
こんな良いサイクルで、
良いマグロを仕入れることが
毎日出来ている。
「不安定」だからこそ、
「日々努力して安定させたら強い」。
この蓄積はちょっとやそこらじゃひるまない。
まさに継続は力なり。
さて今年はどうなる?
日々の努力の後に、
結果は自ずとついてくるでしょう。
流れに逆らわず、今年も自然体で行きます!

冷凍マグロの通販なら、
「冷凍マグロのセレクトショップ 海生水産」で
ぜひお買い求め下さい!
https://kaiseisuisan.shop-pro.jp

公式インスタグラムはこちらです!
https://www.instagram.com/kaiseisuisan2022/