12月に入り、遂に恐れていたことがおきてしまいました。
市場のバチ40上のセリで一番安い下物の価格が遂にキロ当たり1,000円まで値上がりしてしまいました。
現在セリに並んでいるのは、主に高緯度の特殊漁場と呼ばれる場所で漁獲された上物が主体です。
いきおい、赤身の魚は少なくなります。
全体量が少ないところに、少ない赤身を狙って各社がしのぎを削っている状態です。
メバチマグロの赤身に関してはとりあえず年内は全く下がる見込みはなさそうです。
こうなると、メバチマグロの赤身も高級品です。
安売りのスーパーでは、取り扱いが出来ない価格帯になってしまいます。
その他の漁法や魚種、サイズのマグロで少しでもお買い得なものをみなさん探しています。
ただ、今回は押し並べて全てのマグロの値段が高騰しています。
なかなか安いマグロは見つかりそうにありません。
それでも、最大手の回転寿司では「平日3時以降は一皿90円!」
などと安さを謳った販促を行っています。
どのようなからくりがあるのか、私には理解出来ません。
実は12月という月は、クリスマス〜年末という一大行事や忘年会シーズンである為、それ以外の日は意外に売上が伸びない月でもあります。
売上減に対する対策なのでしょうが、この全世界的にインフレ傾向(特に燃料と食料)の中、その流れに逆行していますね。
価値の有るものは、適正価格で販売してもらいたいものです。
でも全てのマグロが高騰しているわけではありません。
目を皿のようにして、一本一本吟味すればまだまだ掘り出し物やお値打ち品はあります。
弊社は、通常運転で頑張って良いマグロを仕入れます。
中間マージンが有りませんから、弊社のネットショップはお買い得な価格設定になっております。
飲食店の方も、個人の方もぜひ一度ご検討くださいませ。