今日の写真のマグロはあまりに脂が深いので
思わず撮影せずにはいられなかったんです。
ビックリする位に脂が乗っています!
最近のスマホのカメラは高性能ですので、
細かな脂の線ひとつひとつまでクッキリ撮れました。
これは昨日市場に並んでいたメバチマグロです。
漁場は大西洋です。
アフリカ大陸の大西洋側の「ナミビア」です。
以前このブログで太平洋「西経」漁場について
数回に分けて記した事があります。
西経と同じように大西洋にもいくつか
「好漁場」とよばれる場所があります。
「ナミビア」もその一つです。
もう一度マグロの尾の写真を良くご覧ください。
丸い尾の断面の真ん中の白い部分が中骨です。
上半分が背中(背)、下半分が腹になります。
私たちマグロを仕入れる人間は、この断面を良く観察して
このマグロの中身がどうなっているのか推測します。
尾の断面という「一部分」から、
マグロの魚体「全体」を想像するわけです。
尾の断面から
①色目
②鮮度
③脂の乗り具合
④キズやヤマイ等
様々な情報を収集して、下付けをしていきます。
このマグロはとにかく③脂の乗り具合が凄いです。
外皮に近い部分だけでなく、中心部分の「天パ」まで
脂が差しているはずです。
こういうマグロの赤身は、色は少し白っぽくなりますが
食べると本当に美味しいです。
いわゆるお肉の「霜降り」と同じ状態ですね。
この位良いマグロになりますと、
弊社のような加工業者ではなく
仲買さんが買われて丸の状態で流通していきます。
包丁が使える板前さんが、ひとつひとつ丁寧に
分解された方が無駄なく使えます。
こんな素晴らしいマグロに出会う事が出来るのも
毎朝市場に通う醍醐味の一つです。
一瞬で目が覚めましたから!
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