写真のメバチマグロのトロサクは、
来週から始まる「ぐるなび仕入れモール」さんの
タイムセールアイテムです。
https://gsmall.gnavi.co.jp/lp/cu-daily_sale?sc_lid=gsmall_top_subbn_daily_sale

会員限定のショッピングモールですが、
飲食店さんなら非常にありがたい品揃えだと思います。
自分がお店やってたら、多分買っちゃいそう…。
数量限定ですが、ご新規様への絶好のアピール場所。
良いご縁が広がります事を期待しております。
12月はこれを起爆剤に、トロ商材をたっぷりご用意して
自社のネットショップ共々、お待ちしております。

ただ、通常なら忘年会等の需要が伸びる時期なのですが
やはりコロナの影響で少人数しか集まれない状況が続いている
と思われます。

産経新聞のネット記事によりますと、
「富裕層のリベンジ消費で、百貨店等では高額商品が爆売れ。
逆にディスカウントスーパーでは、日用品の買い控えが起きている」
とありました。
確かに、弊社の商品群の中でも
天然物の脂（トロ）製品の動きが良いです。
お問合せも赤身よりもトロの方が多いですね。
大勢で宴会というよりも、
家族や少人数の仲間で美味しいものをいただく。
こんな感じが今の主流でしょうか？

安い赤身は、年末年始は置いていかれるのが通例。
12月に入り冷凍マグロのセリ場も
二極化が進んで来ました。
天然物のトロの上物→引き合い強い
赤身→縮み・並共にもちあい〜弱含み
という感じで推移しています。
一年間でマグロの消費量が伸びるのは12月です。
原魚も製品も相場は強めで推移します。
では一番売れない月は？
年明けの1月と2月なんですね。
12月に売れた反動という面が大きいと思いますし、
気温の面でも寒いとお刺身は敬遠されがちです。
私達業者は既に来年の相場についても考えながら、
在庫を調整していかねばなりません。
高い在庫を抱えたまま、不需要期を迎えてしまうと
結局赤字販売となりかねないからです。

兎角、マグロの仕入れ販売は難しい。
冷凍マグロは超低温冷凍庫で在庫出来るだけに、
ついつい在庫を抱えてしまいがちです。
理想は在庫ゼロなんですが、
安定した商品を販売する事を考えると
それも非現実的です。
少なめの在庫で、回転よく
相場なりで仕入れ販売していく。
この王道がやはり一番のようです。
でも、それが一番難しいんだよな…。
来年の事を考えながら、
今日もせり場に向かいます。
では、行ってきます！

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