弊社では毎月月末に棚卸しを行います。
月次は帳簿上だけの「棚卸し=在庫チェック」です。
現物の棚卸しは年度末に行います。
帳簿上だけでも、毎月棚卸しを行うのは
決して容易なことではありません。
しかし決算月だけ行っていたのでは、
期中の粗利益額・率が分からないからです。
毎月やることで、本当に利益が出ているのかを
常に把握することが出来ます。
単純にその月の「売上−仕入」だけでは、
粗利額は確定しません。
期首と期末在庫金額の増減を加味することで、
初めて正しい粗利額が把握出来ます。
その方法は至ってアナログです。
自社の手書き台帳(原魚・製品)の数量と、
清水と焼津にある各冷蔵庫さんからの
月末在庫表と付け合わせをするのです。
少々時間はかかりますが、
社長と二人で手分けして1日で仕上げます。
その間違いの殆どは、手書き台帳の
記帳漏れか計算ミスです。
同時にパソコンのExcel表計算で作成した
在庫一覧表にも転記。
単価を確認しながら、合計金額を出します。
この毎月の作業は面倒ではありますが、
弊社の経営状態の把握には
絶対に必要なものだと考えます。
会社の健康状態を調べる為に、
毎月健康診断をしているようなものです。
在庫単価の把握にも繋がりますし、
請求書の発行に際し売漏れや二重計上などの
ミスを事前に防ぐ為でもあります。
毎月棚卸しを実施し、厳密なコスト計算により
今後の販売計画を立てる。
なぜこんなことをやるのか?
それは冷凍マグロには「相場」があるからです。
『売り=販売』『買い=仕入れ』
そのどちらにも「相場」が存在します。
相場の変動に耐えられるような、
在庫状況に常にしておく必要があるのです。
見えない相場の変動を確認する為、
毎朝市場に日参する。
常に原価を把握した上で、
様々な情報を取りながら
売り=販売価格の相場のチェックも
常に怠らないようにする。
その全ての土台になるのが、
毎月の棚卸しなのです。
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