年末商戦のゆくえ | ［公式］静岡の冷凍マグロのセレクトショップ　海生水産

早いもので今年もあと残り三ヶ月を切りました。
食品（特に海産物）の最大の商戦である、
年末年始商戦向けてそろそろ動き始める頃です。
今年の傾向としては、
まず全般的な「物価高」が挙げられます。
買い控えというか、切り詰め傾向と言いますか。
さあ、どんんどんお金を使おう！という感じは
ちょっと弱いのではないでしょうか？
ただ売り手側としても光熱費や燃料費、輸送費等
様々な販売経費が値上がりしているのは事実。
ちゃんと価格に転嫁して、しっかり販売する事が
望ましいですがやはり目先の売上が欲しい為、
ついつい安売り合戦になりがちです。
ことマグロという商材について考えますと、
①希少性の高い物→高値
②希少性のそれほど高くない物→安値
ごくシンプルにその差がはっきりと出てくる。
そういう価格設定にせざるを得ない。
そんな年末年始商戦になると思われます。
各アイテムごとに見ていきますと、
a.近海の生マグロ(天然）→高値安定
b.近海の生マグロ（蓄養）→低空飛行ながらも、
一年で最大の販売時期。先に消費される。
c.冷凍マグロ（蓄養）→高値疲れで若干価格修正傾向。
末端の販売価格にどこまで反映されるかは不明。
d.冷凍マグロ（天然・延縄）→弊社の取り扱い商品です。
入荷は順調で消費は鈍い。価格は下げ傾向。
しかし全て下げではなく、上物（縮み脂）は
引き合い強い。赤身のスソ物は一段安。
近海の生マグロ（天然）を除き、
全体的に入荷は潤沢で荷動きが鈍い状態です。
ただし良いマグロは安定して高値です。
弊社としてはこのような環境の下、
常に品質の安定した商品作りの為
日々良いマグロを出来るだけ安く仕入れる。
その事を最優先に考えて常に動いています。