本日も大漁也

今日の写真は仕入れたマグロ達です。
これで10本位?
毎日こんなに買えることは、
まずありません。たまたまです。
上手くセリ落としてくれたマグロは、
この仲卸さんのトラックで、
ウチの事務所がある超低温冷凍庫に
運んでもらいます。
数本の時は運んでもらうのが
ちょっと気が引けますが…。
そうも言ってはおれません。
何と言っても品質重視ですから!
ぶっちゃけ申しまして、
市場に並ぶ数百本の冷凍マグロ達
その全てが「良いマグロ」なのでは
決してありません。
ここが「延縄漁」で漁獲された
冷凍マグロの難しいところです。
日本から遠く離れた世界中の海で、
マグロは漁獲されます。
その漁法が「延縄漁」です。
文字通り一網打尽にする「旋網漁」と異なり
幹縄から伸びた複数の枝縄に餌を付けて、
幹縄を流していく漁法です。
その長さは長いもので数百キロ!
流した幹縄を今度は巻き上げて
枝縄の餌に掛かったマグロを
引き上げていくというわけです。
問題なのが鮮度の「差」です。
長い縄を順番に巻いていくので、
先の方で掛かったマグロは長い時間
そのままになってしまいます。
漁船に引き上げてすぐに処理しても、
鮮度が良くないマグロはそのままです。
逆に漁船の近くで掛かったマグロは、
鮮度が良い状態で凍結されます。
それらのマグロが
「全部込み」
の状態で水揚げされます。
脂が乗る魚種サイズのものだけが、
市場に並ぶというわけです。
具体的には
①メバチマグロ40kg上
②天然南鮪
③天然本鮪
④キハダ25kg上(希少な脂物のみ)
これらのうち一番数量の多いのが、
①メバチマグロ40kg上です。
静岡市場でも一番多い魚種サイズです。
弊社はこれを中心に仕入れて
加工しているというわけです。
全部のマグロに脂があるわけでは
ありません。
漁場によって異なりますが、
熱水漁場ではほんの数本ということも。
そんな大多数の良くないマグロは、
〇〇とか〇〇等大手の業者さんに
流れていきます。
早い話、回転寿司チェーンやスーパーです。
それ以外のごく少数の良いマグロを、
仲卸さんや私達のような問屋が
競り合っていることになります。
毎日魚が違うから難しい。
だから楽しい。
さて本日はいかに?

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